第14話】 【 捏造ジャーナリスト落合信彦・増補新版 】

(文中敬称略:引用は「捏造ジャーナリスト 落合信彦 増補新版」より)

本書は、奥菜秀次の検証本第2弾である「捏造ジャーナリスト落合信彦」
(初版第1刷 2001年8月10日)  に、その後、新たに集めた資料部分、
ポストスクリプト2005を書き加えたものである。

初めて奥菜本を読む人は、出来れば、ポストスクリプト2005を見てからの方が、 落合信彦の全盛期を挟んでの、前と後が分かって理解しやすいかもしれない。

とくに 落合信彦に全てを捧げた男 で取り上げた、吉田健城のことなどは・・。

では、本の内容について、

まえがき 今、再びペンをとって(p92) の書き出し部分

落合信彦を書くなんて、もうあるまい。九十八年十一月、 前著『落合信彦 最後の真実』の最終ゲラ校了後、私はそう思った。 当初半年ですむかと思われたあの本の執筆は、終わってみれば足掛け六年にもわたった。

それから、7年。奥菜秀次が、落合信彦を書こうと決意したときから、13年の長きに渡り、 嘘と欺瞞に満ちた男を、追い続けている。
この本は、ある意味、その集大成とも言える本なのかもしれない。

現時点で、と注釈は付くが。

では、目次から見てみよう。


第一章 落合信彦とゴーストライターたち
第二章 落合信彦94年”激変”の真相と”噂の真相”との裁判
第三章 落合信彦 オイルマン伝説の虚構
第四章 落合信彦 オイルマン伝説の終焉
第五章 嘘つき百まで嘘つき続け 嘘つき死ぬまで嘘やめられず
増補章 ポストスクリプト2005

次に、各々の章の解説?

序 2000年X月 (p9)

奥菜同様に、落合信彦を調べていた、ある人物の

「落合信彦っていう男が実在した痕跡は少しもないんですよ。これは、どういうことなんですか」

という言葉から始まる。これは、第三章、第四章のオイルマン伝説への伏線となっている。

第一章 落合信彦とゴーストライターたち

これが、落合の最も触れられたくない過去であり、現在であるのかもしれない。また落合ファンの知りたい 所かもしれない。

第三章、第四章の「オイルマン伝説」の方が、触れられたくない過去だと思うかもしれないが、 これは、単なるホラ話で済む問題でもある。 (このホラが、なかなかスケールがでかくて面白いといやぁ、面白い のだが。)

もっとも、落合ファンは、オイルマンとして世界を駆け巡った原体験?と、落合の持つ多彩な コネクション?に惹かれた人が多いのだろうから、真実を知らない人は、ショックを受けるかもしれない。

ただし、オイルマン伝説は、読者を欺いてはいるが罪に問われるというものだはない。。

ところが、ゴーストライターの話となると話は別。ましてや盗作となれば、立派な著作権法違反 という犯罪。

著作権法(  著作権法罰則 )

第119条 次の各号のいずれかに該当する者は、5年以下の懲役若しく500万円以下の 罰金に処し、又はこれを併科する。

1.著作者人格権、著作権、出版権、実演家人格権又は著作隣接権を侵害した者
(第30条第1項(第102条第1項において準用する場合を含む。)に定める私的使用の目的をもつて 自ら著作物若しくは実演等の複製を行つた者、第113条第3項の規定により著作者人格権、著作権、 実演家人格権若しくは著作隣接権(同条第4項の規定により著作隣接権とみなされる権利を含む。

第120条の2第3号において同じ。)を侵害する行為とみなされる行為を行つた者又は第113条第5項の 規定により著作権若しくは著作隣接権を侵害する行為とみなされる行為を行つた者を除く。)
2.営利を目的として、第30条第1項第1号に規定する自動複製機器を著作権、出版権又は著作隣接権の 侵害となる著作物又は実演等の複製に使用させた者

第123条 第119条、第120条の2第3号及び第4号並びに第121条の2の罪は、 告訴がなければ公訴を提起することができない。

第123条は、親告罪ということ。

ただし、これは日本の法律。アメリカでは

米国著作権法
第506条 犯罪的違反

(a)犯罪的侵害行為。−−著作権を故意に侵害した者であって、次のいずれかに該当する者、すなわち、
(1)商業上の利便、もしくは私的な利得を目的として侵害した者、または、
(2)180日の期間にわたり、電子的な手段によるものを含み、複製もしくは頒布をなすことにより、 もしくは、著作権の付着した1以上の著作物の1以上の複写品もしくは光学記録品であって、 小売価額で1,000ドルを超えるものを、同様に複製もしくは頒布することによって侵害した者は、 合衆国法典第18編第2319条の規定に基づき、これを処罰するものとする。

本項の規定を実現することを目的として、著作権の付着した著作物の複製または頒布の証拠は、 それ自体では、故意の侵害を決定するには足りないものとする。

(b)没収および破却。−−(a)項の規定の違反で有罪となった者のあるときは、裁判所は、 その有罪判決において、判決に定める刑罰に加えて、侵害をなすすべての複写品または光学記録品、および、 当該侵害をなす複写品または光学記録品の製造に使用するすべての道具、装置、または設備の没収および破却 その他の処分を命ずるものとする。

(c)不正な著作権表示。−−不正な意図をもって、物品上に著作権の表示をなすか、同様の趣旨の語を 虚偽と知りながら記した者、または、不正な意図をもって、虚偽と知りながら同様の表示もしくは語を有する 物品を公に頒布し、もしくは公に頒布する目的で輸入した者は、2,500ドルを超えない罰金に処するもの とする。

(d)不正な著作権表示の除去。−−不正な意図をもって、著作権の付着した著作物上の著作権の表示を除去 または改変した者は、2,500ドルを超えない罰金に処するものとする。

(e)虚偽の陳述。−−第409条に定める著作権の登録申請において、または、当該申請に関連して 提出した書面において、重要事実につき故意に虚偽の陳述をなした者は、2,500ドルを超えない罰金に 処するものとする。

(f)特質および同一性保持の権利。−−本条の規定は、第106条A(a)項の規定により与えられる 権利の侵害には、これを適用しない。

Copyrighted by e-law international USA Limited, 2001.

第1204条 犯罪的違反および罰則

a)総則。−−何人も、第1201条または第1202条の規定を、故意に、かつ商業上の利便、または私的な 金銭的利得を目的として侵害した者は、
1)初犯については、500,000ドルを超えない罰金、または5年を超えない禁固、またはその両方に 服するものとし、また、
(2)引き続いてなした違反については、1,000,000ドルを超えない罰金、または10年を超えない 禁固、またはその両方に服するものとする。

b)非営利の図書館、公文書館、教育機関、または公共放送機関に対する制限。−−(a)項の規定は、 非営利の図書館、公文書館、教育機関、または公共放送機関(第118条(g)項に定めるもの)に対しては、 これを適用しない。

(c)出訴制限法−−いかなる刑事訴訟も、当該訴訟が訴訟原因が生じてより5年以内に開始されない限り、 本条の規定に基づき提起されることはないものとする。

Copyrighted by e-law international USA Limited, 2001.

と、やはりアメリカの方が、罰則は重い。

落合のネタ本の多くが、アメリカの本からというのが、多いことを考えると、これは大変だよ。 落合さん。(笑

盗作については、
第二章 落合信彦94年”激変”の真相と”噂の真相”との裁判に詳しい。

そして、この章の、奥菜の落合著作物同士の比較は、正直笑える。 もちろん、落合の書いた?ものの、その場しのぎの、いい加減さにだが。

ブルース・リーとの戦いを、3分でケリをつけた。と自慢げに話している、
テリ−伊藤との対談も載っている。そして、その発言によって、(P52)

故ブルース・リーの遺した格闘技「ジークンドー」を実践するザ・イノサント・アカデミーの人たちは 、落合の悪質な嘘に激怒していた。

そりゃ、そうだよね。落合がブルース・リーと顔を合わせた事があったのかどうかさえ 疑わしいんだから。

「ジークンドー」については、 IUMA日本振藩國術館で、どうぞ。

今回は、これ以上は何も言うまい。いえません。(笑

ということで、つづく。


目次
誰も知らない落合信彦
●落合信彦 ブックス資料室
●奥菜秀次ブックス資料室
●あめりか冒険留学
●禁断のデビュー作
●落合信彦の消えた履歴書
●ぼく、ノビです
●忘却のかなた
●英会話睡眠学習
●封印された過去
●奥菜秀次氏への伝言
●奥菜秀次氏からの返信
●落合信彦・最後の真実
●落合信彦・破局への道
●ポストスクリプト2005
●落合信彦に全てを捧げた男
●捏造−ジャーナリスト落合信彦・増補新版
●あめりか冒険留学ふたたび
●勝ち組クラブ(The Winners'Club)
●落合・奥菜関連グッズ
●隠し通したかった本
●見えない政府
●日本人のメンタリティ
●ジャーナリストとしての姿勢
●人は我をCIAと呼ぶね 前編
●人は我をCIAと呼ぶね 後編
●ノビーは、あるぜんちな丸で海を渡った。前編
●ノビーは、あるぜんちな丸で海を渡った。後編
●国際ジャーナリストの情報分析
●捏造か真実か
●奪われし者たち
●消された勇者たち
●落合信彦と朝鮮
●差別に必要なもの、それは区別
●失うものといえば命ぐらいしかない
●騙し人
●虎を鎖でつなげ
●捏造、即、削除、南京大虐殺生き証人
●捏造する人々
●教科書から消えた戦争
●危ないジャーナリズム
●若き日の落合信彦
●マイ食器という考え方
●村山富市は何を成し、何を成さなかったか?
●安倍知子 国土保安隊
●山内惠子 気楽な稼業ときたもんだ!
●金子安次 腐れ外道の鬼畜帝国軍人
●捏造作家 吉田清治という男
●親日真相究明法と親日人名辞典
●朝鮮を知るための参考リンク集