第13話】 【 落合信彦に、すべてを捧げた男 】

(文中:敬称略)(引用は、すべて「捏造ジャーナリスト落合信彦・増補新版」より)

「捏造ジャーナリスト落合信彦・増補新版」「ゴールデン・スカラシップ・ガイド」が紹介されているのは 「増補章」「ポストスクリプト2005」の、最初の4ページだけだとばっかり思っていたら、 な、なんと、最後の締めの部分にも使われていました。

いやー、ビックリ、全部読まないで、前回書いちゃったもんなぁ。

あまりに、本に掲載されたのが、うれしくてねぇ。
最初の5、6ページを見たら、読み返してということを 何度も、何度も、繰り返してたんですわ。

まさか、それ以外に書かれてあるなんて、思いもしませんでした。

P312〜P313の後半部分に、最後の締めとして 「ゴールデン・スカラシップ・ガイド」が使われています。

いわば、「ゴールデン・スカラシップ・ガイド」が、あっての「ホストスクリプト2005」と言っても過言ではない。(オイオイ・・

ということで、全6ページに渡って、このコーナーで取り上げている、「ゴールデン・スカラシップ・ガイド」が、掲載されているという、大快挙 を成し遂げました。(おまえじゃない、お前じゃぁ

まあ、浮かれ話は、これぐらいにして、タイトルに
「落合信彦に、すべてを捧げた男」と題したのは、 著者の奥菜秀次のことではありません。

奥菜秀次を、あえて名づけるとすれば、「落合信彦を追い続ける男」もしくは「追い詰める男」ですかね。

落合信彦に、すべてをかけた男の名は、吉田健城。
「ホストスクリプト2005」のもう一方の主役。

吉田健城−元集英社編集者にして、 出版社「サ・マサダ」社長、『国際情報ジャストナウ』『これからの勝ち組負け組』 『大差の時代』『勇気の時代』を「落合信彦」いう”ペンネーム”を用いて書いた、現在は破産状態の男<(P295)

「ポストスクリプト2005」には、吉田が、いかに落合に全身全霊で尽くしてきたのか、 そして落合が、いかに吉田を食い物にしてきたかが、書かれている。

吉田は、その結果として、最終的に億単位の借金を背負うこととなった。

『マサダにお金が全然なくなっても、落合さんは「早くオレの本の印税をよこせ」としか言わないんだ』 とはさんざん聞きました。でも吉田さんは落合さんの悪口は一度も言いませんでした」(p306)

これが普通の、出版社と作家の関係であれば、落合の行動を、なんら責める筋合いのものではない。 しかし、

「集英社を辞めてオレの本を出す出版社を作れ。 お前の骨はオレが拾ってやる(p307)

と落合は、吉田に「ザ・マサダ」という会社を起こさせた。

吉田はマサダの社長兼、 落合信彦事務所の社長であったため、(P302)

と、ごく一般的な出版社と作家の関係とは、 一線を画するものがある。
一心同体とは、まさにこういう関係をいうのだろう。

しかし、マサダの経営状態がどんどん悪くなり、どうしようもなくなり、最後の頼みの綱として 落合に金を借りにいったとき、(それまで、どんなことがあっても、落合に頼ることはなかったということなの だろう)落合が言った言葉は、

『お前、オレの印税に未払い分がまだあるのに、 よく平気でそんなことが言えるなあ。それよりオレに印税払えよ』(P303)

だったそうだ。(この他にも、もっと酷い言葉を吐いている
すさまじいまでの身勝手さ。傲岸不遜さ。

そこまでされながも、吉田は悪口をひと言も発しなかったという。

まさに吉田こそ、落合信彦の「ノンフィクション・ノベル」のテーマ 「男と男の友情」を地のままでいってる姿ではないか。

もっとも、落合の小説を、ノンフィクションとして読んだことは、タダの一度もないが。

たしか落合の書いた物の中に、ベトナム戦争で士官が、部下の兵隊に後ろから撃たれることが異常に多かった。 というような記述があったような。

この落合の行動は、士官が時に臨んで逃亡し、あまつさえ、後から撃ち殺すという卑劣極まりない行為と 同じではないのか。

いや、もっとタチがわるい。軍隊であれば、好むと好まざるにかかわらず (この言葉を、落合は好んで使うらしい)上司と部下の関係は構築される。 しかし、落合と吉田との間は、十数年に渡って、苦楽をともにしてきた、まさに戦友。

戦友のため命を懸けても、という題材の、落合が敬愛してやまない米国 の映画には腐るほどある。映画好きの落合が、知らないわけはない。

とは言っても、落合にとっては、映画も現実もバーチャルに過ぎないのかもしれないが。

この章の最後に、奥菜秀次は

「収入激減で、落合は出版社から借金をしている」という噂を聞いた。 単なる噂だろうが、この噂が現実になるよう私は尽力する。(P315)

と書いている。
まだまだ追求の手を、緩めるなどという気持ちはサラサラないようだ。

そして、それは、吉田健城への、奥菜秀次なりの思いも含まれているのであろう。

ただ、ぼくとしちゃぁ、落合信彦が、まだまだ、巨人であることも望んでいますけど。あまりに早く、没落ししてしまうと、このページが成り立たなくなってしまいますから。   (笑

といいつつ、つづきます。


目次
誰も知らない落合信彦
●落合信彦 ブックス資料室
●奥菜秀次ブックス資料室
●あめりか冒険留学
●禁断のデビュー作
●落合信彦の消えた履歴書
●ぼく、ノビです
●忘却のかなた
●英会話睡眠学習
●封印された過去
●奥菜秀次氏への伝言
●奥菜秀次氏からの返信
●落合信彦・最後の真実
●落合信彦・破局への道
●ポストスクリプト2005
●落合信彦に全てを捧げた男
●捏造−ジャーナリスト落合信彦・増補新版
●あめりか冒険留学ふたたび
●勝ち組クラブ(The Winners'Club)
●落合・奥菜関連グッズ
●隠し通したかった本
●見えない政府
●日本人のメンタリティ
●ジャーナリストとしての姿勢
●人は我をCIAと呼ぶね 前編
●人は我をCIAと呼ぶね 後編
●ノビーは、あるぜんちな丸で海を渡った。前編
●ノビーは、あるぜんちな丸で海を渡った。後編
●国際ジャーナリストの情報分析
●捏造か真実か
●奪われし者たち
●消された勇者たち
●落合信彦と朝鮮
●差別に必要なもの、それは区別
●失うものといえば命ぐらいしかない
●騙し人
●虎を鎖でつなげ
●捏造、即、削除、南京大虐殺生き証人
●捏造する人々
●教科書から消えた戦争
●危ないジャーナリズム
●若き日の落合信彦
●マイ食器という考え方
●村山富市は何を成し、何を成さなかったか?
●安倍知子 国土保安隊
●山内惠子 気楽な稼業ときたもんだ!
●金子安次 腐れ外道の鬼畜帝国軍人
●捏造作家 吉田清治という男
●親日真相究明法と親日人名辞典
●朝鮮を知るための参考リンク集