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落合信彦ブックス資料室 1

(1〜25)  (26〜50)
(51〜75) (76〜)

1.二〇三九年の真実

2.20世紀最後の真実

3.モサド、その真実

4.アメリカの狂気と悲劇

5.男たちのバラード

6.アメリカの狂気と悲劇

7.20世紀最後の真実

8.21世紀への演出者たち

9.モサド、その真実

10.英雄たちのバラード

11.石油戦争

12.ザ・スパイゲーム

13.ザ・スペシャリスト

14.傭兵部隊

15.日本が叩き潰される日

16.ザ・スクープ

17.勇者還らず

18.勇者還らず

19.アメリカよ!あめりかよ

20.38度線崩壊

21.ただ栄光のためでなく

22.戦士に涙はいらない

23.「聖地」荒れて

24.男たちの伝説

25.謀略者たち

(1〜25)  (26〜50)
(51〜75) (76〜)

ただ栄光のためでなく
ただ栄光のためでなく
落合 信彦
集英社
出版日:1988-05
詳細はコチラから

※著者の最初の長編小説である。この小説以後、落合パターンとして有名な、主人公が「英語がペラペラ」、「不遇な幼少期」、「ビジネス(多くはオイルビジネス)で大成功」、「情報機関にコネがある」などが確立するのである。
その中でも本書は出色のできで、特に脇役のキャラクターが際だっている。
フェインシュタイン、ハンスニーダーマン、マイク、サイモンなどなど、個性豊かな面々がそろっている。

物語のプロットもストーリーテラーとしてツボを押さえており、読む者をグイグイ引き込んでいく。
こんなにワイルドで、ロマンチックな人生があるのだろうかと思えば、こんなに辛い瞬間もあるのだ、と胸を躍らせて読んだ20年前がつい昨日のような気がしてくる。
多くの若者に読んで欲しい本である。

※私は落合氏の小説をほぼ全作読破している。

読者の心を躍らせ興奮させる作品が多い中でも、当作品は最高の傑作作品である、と言える。

というのも、この作品の主人公である佐伯剛は落合氏本人をモデルにしているようで生き様がかなり格好良く、エキサイティングなため。

一読の価値ありです。

※生きた活字というのをこの本で初めて体験した。無知、無関心が蔓延り、全てを腐らせるこの世の中で、こんなにもアグレッシブでドラスティックに生きる人間がいる。あまりにも大きく、そして、常人では経験し得ない別世界に生きる男の成功、挫折。全てのジャンルにおいて、くだらない作品、物、人間は星の数ほどあるが、彼の知識と実体験から発せられる言葉には、それら全てのものを吹き飛ばすエネルギッシュなパワーが満ち溢れている。「生きる」という事の本質を示している。人生が下らないという前に、この本を読め。己の愚かさが胸に沈む。

※高校の頃、本書に出会って読書が好きになりました、著者の世界を感じさせてくれる著書をのめり込むように読破しました、今でも本書は彼の最高傑作だと思います、スケール感、描写、リアリティ、そのどれもが現実性を帯びていて一気に読者を引き込み感動を与えてくれます、我が心の一冊です

※著者の体験を踏まえたノンふぃション・ノベル。著者の他の作品も読んでいると、より面白さを満喫できる。石油戦争にからむ男の情熱とロマンと駆け引き。そこに日本人が並み居る外国人メジャーをおしのけて活躍している様子が頼もしい。小説の世界だけではなく、実際に列強の経済に大きな影響を与える日本人がいる、いた、ということが嬉しい。本の分厚さにもかかわらず一気に読み終えられるほど、臨場感あふれた作品である。