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落合信彦ブックス資料室 1

(1〜25)  (26〜50)
(51〜75) (76〜)

1.二〇三九年の真実

2.20世紀最後の真実

3.モサド、その真実

4.アメリカの狂気と悲劇

5.男たちのバラード

6.アメリカの狂気と悲劇

7.20世紀最後の真実

8.21世紀への演出者たち

9.モサド、その真実

10.英雄たちのバラード

11.石油戦争

12.ザ・スパイゲーム

13.ザ・スペシャリスト

14.傭兵部隊

15.日本が叩き潰される日

16.ザ・スクープ

17.勇者還らず

18.勇者還らず

19.アメリカよ!あめりかよ

20.38度線崩壊

21.ただ栄光のためでなく

22.戦士に涙はいらない

23.「聖地」荒れて

24.男たちの伝説

25.謀略者たち

(1〜25)  (26〜50)
(51〜75) (76〜)

戦士に涙はいらない
戦士に涙はいらない
落合 信彦
集英社
出版日:1988-06
詳細はコチラから

※INF協定調印の陰で繰り広げられたCIAとKGB、DIAの活動が個性あふれる登場人物たちによっていきいきと描かれている。交渉を左右する極秘計画。ソビエト連邦が研究中の「ミーシャ計画」と名付けられて新世代の戦争の姿とは?物語は悲しい結末からはじまり、ドラマチックに展開していく。

落合作品は、小説ではあるが、おびただしい事実がちりばめられているせいか、すっかり現実の世界で起こったかのような錯覚にとらわれる。また、小説に登場する日本人は、国際舞台で縦横無尽に活躍している。一見すると日本人離れしているようにも見えるが、それでいてしっかり日本人の魂を持っている。

話は小気味よく進み、一気に読みおいてしまいたい衝動に駆られる。読み終えると日本人の可能性の大きさをまた一つ感じることができる。

※大国間の外交の狭間でうごめく各国の諜報部員たち、非情でなければ生きていけない、冷静な分析とインテリジェンスを持ち得なければ生き残れない極限の世界で、諜報戦士たちの純朴なまでの祖国にかける情熱を見た、落合テイスト満載の歴史の裏側が垣間見える名作

※ゴルバチョフ=レーガンのINF協定にまつわる諜報員(CIA/KGB/FBI等)と彼らをとりまく組織や世界を描いた感動にうちひしがれる作品。
強く生きること、厳しく生きることへのチャレンジ精神をかきたててくれる。
人間世界、人生は決してすべてHAPPY ENDで終わるわけではない。ページをめくるたびに、胸がドキドキし、背景を知る自分として善玉を何とか助けたい気持ちになる。また愛と情熱と人間性をもった彼らに何としてでも生きていてほしい。しかしその期待と希望を裏切るかのように、あるものは祖国への忠誠のため、ある者は自らの職務の使命のために命を落とし、絶っていく。非情。悪いやつが生き残る。くやしいけれどそれが現実の1つでもある。だからこそ、強く、輝き、歴史の一端をになう生き方をする。そんな気持ちにさせてくれる著書である。

※落合さんの本を読むまで世の中に諜報員という存在がいること自体知りませんでした。彼らの物事に対する慎重な分析力、任務に対する揺るぎない責任感に圧倒される反面、一方では権力者たちの自己利益のためだけに仲間を平気で裏切れる人間のいやらしさに憤りを感じました。どうして世の中は失わなくてもいい人たちが先に去り、存在するに値しない人たちがのうのうと生きていけるのでしょうか?しかしながら、このラストは本心から喜びはできないけれど納得のいく終わり方です。是非読んでみてください。

※私は、落合信彦作品をほとんど全てを読んでいますが、ベスト3に入ると思います。 CIA、KGBなどの各諜報員が出てきますが、登場人物すべてが主人公といっても過言ではありません。 それぞれの想いを胸に秘め、自分らしく生きていく姿に憧れます。きっとすべての男が理想とする生き方ではないでしょうか。 現在の日本社会の中で忘れられている事だと思います。

是非一度読んでみて下さい。