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落合信彦ブックス資料室

(1〜25)  (26〜50)
(51〜75) (76〜)

26.戦いいまだ終わらず

27.狼たちの世界

28.アメリカよ!あめりかよ!

29、狼たちへの伝言

30.憎しみの大地

31.戦いいまだ終らず

32.アメリカを葬った男
マフィア激白!
ケネディ兄弟、モンロー死の真相

33.狼たちへの伝言

34.ウォッチ・ザ・ワールド
国際情報JUST NOW ’92

35.誇り高き者たちへ

36.ケネディからの伝言

37.ザ・プリティ・ボーイ

38.決定版 2039年の真実

39.狼たちへの伝言

40.挑戦者たち

41.栄光遥かなり

42.終局への宴

43.もっともっとアメリカ
アメリカを10倍知り、100倍楽しむ本

44.狼たちへの伝言〈2〉
熱き引き金で狙え!

45.そしてわが祖国
怒れ!!日本の若者たちよ

46.狼たちへの伝言〈3〉
21世紀への出撃

47.DAX〈上巻〉野性の歌

48.世界を葬る男たち
21世紀の征服者国際マフィア連合

49.アメリカを葬った男

50.太陽の馬〈上〉

(1〜25)
(26〜50) (51〜77)

決定版 2039年の真実
決定版 2039年の真実
落合 信彦
小学館
出版日:1993-09
詳細はコチラから

※落合信彦批判の本がいくつか出版されているが、当然そこで指摘されているように、本書はアメリカを中心とした多種多様の資料やいわゆる『陰謀本』の寄せ集めになっている。しかも辻褄があっていない部分もチラホラ(もともとの資料に間違いがあったり…)。まあ、しつこい批判はここまで!2039年までゆっくり待つか(  ̄ー ̄)ニヤリ

※ジョン・F・ケネディ大統領暗殺の謎を追うことは、そのままアメリカの暗部(軍産複合体とそれに絡むCIA、FBI、地下犯罪組織)をえぐり出すことに他ならないことが、本書を読めば理解できます。同時に、ケネディ大統領が20世紀のアメリカの大統領の中で、最も智恵と勇気と正義を兼ね備えた希有な大統領であったことも理解できます。私は本書を読んで、何故、ケネディ大統領が偉大であったのかを真の意味で初めて理解しました。後にも先にも、ケネディ大統領のみがアメリカ国民だけではなく全世界の平和・安心・立命を求めて、アメリカの暗部に正面切って闘いを挑んだのです。今、彼の様な偉大な大統領がアメリカに生まれれば、この世界はもっと平和になることは確かです。しかし、残念ながらその可能性は低いでしょう。

※予備知識なしに、本書を25年前に初めて読んだ時は、それはそれは大きな衝撃だった。文句なしの5星だった。JFK暗殺に完全にはまってしまった。ダラスにも二回足を運び、サンフランシスコ市立図書館では、本書の主たる種本になっているウォーレン委員会報告書(たしか資料編を含めて27−28巻)の本書が引用している箇所を全て原本にあたってみた。すると、英語の原文から相当飛躍したり異なる内容の日本語に意訳されたり、書いてないことが付け加えられて本書に収録されているのが判明した。例えば、原文には「20分前」となっているのに、本書では「2時間半前」と、全く異なることが本書では書いてあるような箇所が複数ある。またほとんどの引用ページが異なっている。本書にいったいどこまで信頼性と客観性があるのか疑問を感じ始めたのはそれからだ。

本書に興奮した私は、何人ものアメリカ人の友人に本書の内容を話したが、誰も乗ってこない。「また、その手の話か」程度の反応である。それでアメリカで何百冊と出版されているJFK暗殺物の数冊を読んでみた。各々がウォーレン委員会報告書を種本にしており、それぞれ独自の視点、分析を加えて本書と似たり寄ったりの類推がされている。どうりでこの種の話は珍しくないのだ。マフィアのボスの娘の思い出話でほぼ本書の内容に近い本もある。ニクソン大統領が自分がJFK暗殺に関った証拠がウォーターゲートビル民主党事務所に隠されていると思って、ウォーターゲート事件を起こしたとの類推は、私が知る限り本書だけのものである。

近年、CBS放送等の調査、実験で以前不可思議に思われていた点(例えば、JFKの脳みそが射撃された方向に吹っ飛び、体が玉が飛んできた方向に倒れた点、弾丸は体内に入ると直進せず、進路が回りくねること)が実際に起こりうることが次々に明らかになり、オズワルド単独犯説が最近は力をつけているように思える。
(最も、なぜあれだけの証人が次々と亡くなったかの疑問は残ったままだが)
ただし本書がきっかけで随分とその後、勉強させてもらった。その意味では感謝している。

※書名にある2039年というのは、アメリカ大統領だったJ・F・ケネディが暗殺された事件の資料の封印が解かれる年。が、本書によると、その資料の数々が保管場所から盗まれていて、2039年がきても真実はわからないだろうとのこと。資料の公開を怖れるのは何者か?ケネディ暗殺の全貌が解明されるのを邪魔しているのは何者なのか?

著者は執拗なまでの取材に基づいてこの謎を推理し、答えを出しています。この答えが真実だとは言い切れないのでしょうが、これに近いことが起こったのでは?と納得させられます。ただ、決定的と言える証拠がないのが残念でした。まあ、今まで何人もの人が幾通りもの説を唱えてきて、それでもまだまだ解明されないままのアメリカ歴史上最大の謎なのですから、そう簡単に決定的な証拠などでないのが当たり前といえば当たり前なのでしょう。
登場する人物がとても多く、名前を覚えているのだけでも一苦労、一度読んだくらいではわかりづらいところも多いことと思います。再読、再々読をおすすめします。その度ごとに、アメリカの裏の顔への怖さが増してきて、背筋がゾッとするでしょうが。

※ケネディ暗殺についてはいろいろな説が流れているが、これほど事件の構図がクッキリと浮き彫りにされたものはほかに無いと思う。この本を読むと、ケネディは正義に基づいた行動をしたがために、一部の人間から強い恨みをかったということがわかる。また、アメリカの影の部分がはっきりとわかったが、このアメリカの影の部分を理解せずして、アメリカの行動の真意は理解できないと断言できると思う。