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落合信彦ブックス資料室 4

(1〜25)  (26〜50)
(51〜75) (76〜)

76.グローバル・インテリジェンス・ファイル

77.私が愛した金正日

78.虎を鎖でつなげ

79.ずぶとい国、ずるい国、そしてバカな国

80.「まがいモン」たちの終焉

81.千秋の讃歌

(1〜25)  (26〜50)
(51〜75) (76〜)

グローバル・インテリジェンス・ファイル

グローバル・インテリジェンス・ファイル
落合 信彦
集英社インターナショナル
2003-11
詳細はコチラから

*落合信彦。
事柄ごとにどう考えてるか述べている本。
かなり人の意見を読んでいると楽しい。
特にまぁ、p118から読んでp120(七行目から)で、かなり大人気ない書き方になっていたりして、た楽しい。 面白いこの本。
週刊文春あたりで毎週なにか書いて欲しい。


*落合氏の書籍の良い所は、いずれも明快かつ平易な文章で記されている点でしょう。

また、諸問題の全体像を初歩的な所から順を追って説明してくれるので、事前知識が全くなくとも、問題の概観を把握することができます。

本書でもその基本姿勢は変わっていません。

国際情勢に関する予備知識がない人でも、読み進めると世界を自分の足で駆け回るような感覚を味わえると思います。また、今では少しずつ知られ始めた一方で、新聞等で取上げられる頻度が少ない事柄が多く記されているので、国際情勢に対する、一味違った見方も得られると思います。

読後に特に頷けることが多かったのは、中東と中国の章です。アラブ諸国が表向きの姿勢と裏腹に、パレスチナ国家を敬遠していることや、自国民の不満をアメリカやイスラエルに責任転嫁するために、知識人や指導層が陰謀論を氾濫させていることは、日本や欧米のアラブ研究者から度々指摘されています。また中国の不良債権の深刻さや算出方法がいい加減なGDPについても、共産党体制に批判的な中国人やメディアから少しずつ指摘されています。いずれも日本のメディアで大きく取上げられないので、両章を一通り俯瞰すれば、中東や中国に対して、従来とは異なる視点が持てると思います。

他にも、カーターのリストラに悩まされたCIA、NATOを蝕む官僚主義、高失業率に苦しむドイツ経済、北朝鮮の階級制度など、注目されにくい話題が豊富に取上げられており、読者を決して飽きさせません。一方でユーロを巡る英仏対立などという、両国とも欧州憲法条約を否決した現状と全く辻褄の合わない、独断と偏見に満ちた記述も所々あるのでその点は要注意です。という訳で本書のみを指針とするのは禁物ですが、国際情勢への理解を深める上で、本書が格好の入門書となるのは間違いありません。


*昨年秋に購入したとき「国連のイラクでの『石油と食糧交換計画』に巨大な利権があった」という一節を読んで「そんな利権や腐敗が国連にあるわけがない」と思っていたけど、最近になって著者の指摘を裏付ける報道がされた。意外と信頼できる本だと思ってまた読み直したら、他にも当たっていた予測があった(中東など)。まだこれからも当たる予測があるかもしれない。トクした気分です。


*落合氏の近年の作品では、国際情勢を見据えた正統派の本ではないかと思う。内容は大変読みやすく、万人が読むことができる。

やはり、この方にはこういった書を書いてもらいたい!!

独断に陥り、著者の妄想や想像が過ぎていると思われる面やゴシップ的要素が多分に含まれている内容(だから逆に読みやすいという評価にもなってるのかな?)もあったが、しかし読んで大変興味深い内容や知識として取り入れられものがあるのも事実です。

氏はこの書で日本は「平和アルツハイマー」であると述べている。この表現はまさにピッタリであると私は思う。


*同時多発テロを皮切りに戦争が変わってしまった。
日本のマスコミでもそのような報道がなされたが、
その本当の意味は語られていなかったことを本書を読んで
突きつけられた。
筆者の広い見識と分析により、
21世紀のこれからの世界を見事に書き表していると思う。

歴史の経緯や、テロリズムの本質、ブッシュのメンタリティー。

それらを理解せずには、少なくても日本の国益は語れないと思う。

絶え間なく流れてくるインフォメーションを
自らの力でインテリジェンスにしてこそ、世界と渡り合える。

「雑学を知識だと勘違いしている」と揶揄される日本人は
隣人のことをもっと真剣に学ばねばいけませんね。
おすすめです。


*「グローバルインテリジェンスファイル 」という難しそうなタイトル であるが、中身はというと、レビューのタイトルそのもので、実に 解かりやすく、アホでも解かるように国際問題や日本を取り巻く情勢が解説されている。

邦楽しか知らない人にHR/HMの素晴らしさを教えるような感じで、アメリカのイラク対策の正当性を説いているところが、読者に不快を与える 箇所になると思うが、頷く部分も多いので、勉強になることは確かである。