【第2話】 【 露山人納豆・製造機・作成記  】

魯山人納豆(ろさんじんなっとう)を作る。

これは、魯山人納豆に(暇つぶしで)すべてをかけた、独身男、渾身リポートである。

魯山人納豆とは

納豆の拵え方:納豆は小粒、向附(むこうづけ)と言われる深い器を用いる(マグカップなどでよい)。何も加えず 305回かき回す。醤油を入れて更に119回、 合計424回かき回す(醤油は2〜3回に分けて入れる)。ネギと和ガラシを入れてできあがり。回数は目安です。納豆によっても違いがでます。糸が切れるようになるのが目安。 更に砂糖を加えても美味しい

ためしてガッテンより)

なにせ、納豆かき混ぜ機で、メールが10通。 次から次へと立て続けに送られちゃ、書かないわけに、いかないっしょ。それに、ご丁寧にも.、写真まで添付してあるんだから・・・・。

以下文責、北小路露座人: (画像の無断転載を固くお断りします。)写真レイアウト:KOKI

私は魯山人納豆を食いたい。これは、納豆かき混ぜ機開発に果敢に挑んだ男の物語である。 プロジェクト×! ×(バツです)
(プッ、プー!ぷろじぇくとバツ、だって、いまどき・・・・)


yahoo , google で 納豆かき混ぜ機で検索。 あたりがないのを確認。 これはないかもしらん。 ふと事業化のアイデアがよぎる。
(この時点では、”はつめいのおにいさん”でメールがきてた。


納豆かき混ぜ業界の様子を伺うため以下を購入。

かき混ぜ用パーツ

納豆こね鉢                   ¥500
↓電動ミキサー箱写真の左側にあるもの)

なっとうの友 納豆スティック

なっとうの友 納豆スティック       定価 ¥180(¥189)

納豆革命

納豆革命(納豆グルメ棒、納豆スプーン付)  ¥504

動力部用パーツ

パール金属(株) 電動式ハンドミキサー          ¥987

ハンドミキサー

AC電源で、5段階変速、ミキサー棒取り外し可。
頭にピーマンを十字に残したようなやつ (ビーターというそうだ) が二つ付いてるやつ。 以上すべて東急ハンズ。

速度的には、電動ドライバーがゆっくり回るのでよさそうなんだが 値段がけっこうする。 しゃれでやるのに\3〜\4000は出したくない。それにしても、\1000切っちゃうこの値段、作ってるところは 儲かるんかなと心配した。

てことはコネ鉢に混ぜ棒つけても \2000ぐらいにしかできないな。 \2000でも買うやつはいるか?
(ウーン、ようは売りようかな・・・今のヨン様ブームのようなことが起きれば、あるいは・・・。話は変わるが、この前まで、ベッカム様と言ってなかったか?それが今じゃ、呼び捨てだなぁ。)


というわけで準備はできた。

電動ミキサーの2本ある攪拌ミキサー棒(以下ビーター)の1本に くくりつける方法で 実験することにする。

カウンタが欲しいが、後にすることに。ダイソーの100円ショップで売ってる万歩計を改造すると いう手があるらしい。むろん手でかき混ぜるのとは、スピードが違うので 魯山人納豆の回数と同じにしても 結果は違うだろう。 工作前に素のビーターで納豆混ぜ。

うまくいけば、なにもしないのが一番だから。 しかあし、これは、予想通りビーターに納豆が絡み付いて、取り出す のがめんどくさいことこのうえない。


試作開始

【1】試作アタッチメント1
納豆スティック

なっとうの友 納豆スティックを 電化製品のコードをまとめている、ひねって固定するコードを使ってビーターにくくりつける。
納豆スティックは箸を少し話して持つところを1本に固定した 以下のような形状なので固定しやすい。

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持つ方                          かき混ぜるほう

(このへんは、画像なしのメールだと難しい。といったらすぐに写真を送ってきた。 写真と図は、向きが反対となっている)

早速実験 納豆こね鉢に納豆入れてスイッチオン!
うわ!絡みつくよう。 ねばねばが昇ってくる。
うわ!飛び散ったあ。
回転速すぎか?

速度調節は最遅の1だが、それでも早すぎ。これは容器のせいだと、納豆こね鉢を断念。

愛用の深でかいマグカップに移して実験。
飛び散りは回避できたが ねばねばをスティックが巻きとり、豆が下に。 分離状態になる。 箸でかき混ぜ直して試食するとまあまあいける。 でも、ぼそぼそ糸にはならないし。 味も普通か?


【2】試作アタッチメント2

納豆グルメ棒

納豆グルメ棒をくくりつける。

これは小さいすりこ木の先のほうを4方向くりぬいた ようなもの。プラスチック製。

期待大だったが状態は【1】と変わらない。 糸の部分が棒に絡み付いて、落とすのに別に箸で やらなきゃいかんので、めんどくさい。糸が絡まり、豆と分離してしまう。 味は【1】と同じような感じ。


【3】試作アタッチメント3

アタッチメント3

箸を2本くくりつけてみる。

箸は正目割り箸のいいやつ。 新品ではない。 土日の昼に行く近所のうまい蕎麦屋で自分が使ったのを持って 帰るので、実は大量にある。

(もしかして、もったいないオバケというやつ・・・古すぎか。)

これは対称だし見た目はいいが、かき混ぜ方が足らない。箸に、ねばねばが絡めとられて、状態は【1】【2】と同じ。


【4】試作アタッチメント4

試作アタッチメント4

箸の1本だけを箸1本挟んで1本分外へ これでシンメトリーをくずす作戦。
(だから、理系は嫌いなんだよ。シメントリーってなんだよ)

【3】と大差ない。


ここまでで、 確かに手でかき混ぜるよりはるかに楽に(?) 滑らかな ねばねばで食うとうまいが、まだ一般納豆の範疇だ。


【5】試作アタッチメント5

試作アタッチメント5

それぞれの箸の1本に箸2本挟んで固定。つまり、箸と箸はおおおよそ5本分離したことになる。これは対称。 箸への絡みつきが少なくなった。

納豆全部が回っているようで、うまく混ざっていないような気がしたが オン、オフを適当な時間でやると、納豆が落ち着いてくれる。いちばんいい感じ。

一番時間をかけて回してみた。回数はよくわからないが、食ったら !!
魯山人納豆ではないと思うが、これはうまい。

納豆くささは薄くなり、ねばねばは滑らかで なんと! 甘さを感じる。 これは食ったことのないクリーミー納豆だ。

魯山人じゃなく、露山人納豆だな。


この線で、もっと調べてみることにする。割り箸がベストだとは(まだベターかもしらん)、やってみるまでわからん もんだ。

投下日数、延べで3日。試食を含む。 工作時間、全部で20分ぐらいだ。 かき混ぜ時間の方が長い。

追伸でメールがきた。

納豆かき混ぜ機は特許があった。
http://www.ipdl.jpo.go.jp/homepg.ipdl

・特許・実用新案の検索 を選んで  
  ▼ ワードを入力してください ▼
に   納豆 かき混ぜ  を入れて検索
 特許公開2004−160106 納豆かき混ぜ機 を開く。

かくして、露座人の納豆かき混ぜ機の特許への道は、途絶えた。 よって、魯山人納豆製造機ではなく、露山人納豆製造機へ名称変更・・・か。

それにしても、更新で、これほど楽したことはない。これぞ、まさに「他人のふんどしで相撲を取る」作戦。 ただ、思った以上の長編物となっちまった。

なんで、チャチャを入れるのか?って。だって、くやしいじゃない。 文系のぼくより、理系のこやつ露座人氏の方が文章がうまいんだぜ。

気は進まないが、次回につづく。    (自分が楽できるんで・・・・


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