【 第30話    安全な食品という神話 (DHMO)  】

朝鮮建国の祖、壇君について韓国の教科書には、こう書かれています。

むか〜しむかしのお話です。
 天の国の最高神-ファニン(桓因)にはファヌン(桓雄)と言う息子がいました。
 このファヌン(桓雄)は、いつも下の世界に興味を持ち人間の世界を望んでいました。 そこでファニンは息子を人間世界に送る事に決めました。 ファニンは息子に風と雨,雲をつかさどる神と3000人の部下をつれての白頭山頂上の神壇樹の下に降りてきました。

 ファヌンは穀物と生命,病気と刑罰,善と悪をつかさどりながら360以上の仕事をこなし世界を収めました。  とある時、同じ洞窟に住んでいた熊と虎がファヌンに人間にして欲しいとたのみにきました。  ファヌンは言いました。
 「おまえ達が、このニンニクとよもぎだけを食べながら100日間、陽の光を見ずに洞窟で暮らせば、人間になれるだろう。」  熊と虎は喜んで洞窟に入りました。
 熊と虎は洞窟のなかで陽の光を見ずに暮らし始めました。
 しかし、何日ももたずに、虎は途中で洞窟を出てしまいました。
 そして、熊は21日後-何と人間の女になって洞窟から出てきました。
 熊は神壇樹の下で子供を産ませて欲しいと祈りました。
 可愛そうに思ったファヌンは一時人間に姿を変えて女(元熊)と一緒に暮らしました。
 時が流れて女は男の子を産みました。
 その男の子は壇君と名乗り、後に朝鮮と言う国をたてました。

 このときの熊が最初のムダン(巫女)と考えられています。そして、熊が先に住んでいた部族だといわれ、ファヌンが、北から移動してきた部族だといわれ、北の人々と、先に住んでいた人々が連盟し、古朝鮮という古代国家を作ったといわれています。

 このときの虎は、昔、韓国内に住んでいた部族と考えられ、この後この民族は、南に移動したと考えられています。 この壇君神話は、4000年前の韓国の実際の歴史と推定されています。
PROF.Kの貴重なお話  http://myseoul.hp.infoseek.co.jp/foot/profk.html

4000年前、日本でいえば縄文中期ですか。
先史時代の話が、実際の歴史なのか?と突っ込みのひとつも入れたいところですが、物語として読む分には面白いと思います。

無農薬野菜=安全な食品 と盛んに宣伝されていますが、これも上の神話と同じと考えるべきです。
なぜ、神話か、という話に触れる前に、ある危険物質について、

DHMOという物質があります。
DHMO(ディー・エイチ・エム・オー)とは、Dihydrogen Monoxide(ジハイドロジェン・モノオキサイド)

  • DHMOは水酸の一種で、ほぼ無色(ごく薄い青色)、無臭、無味。

  • DHMOはオキシダンとも呼ばれ、窒素酸化物(NOx)や硫黄酸化物(SOx)などと同様、酸化物の一種である。

  • DHMOは、ナトリウム、カリウム、カルシウムなどの金属を侵し、水素ガスを発生させる。

  • DHMOの分解には大量のエネルギーが必要で、分解後には高濃度の水素ガスが残留する。

  • DHMOはオキシダンとも呼ばれる。窒素酸化物(NOx)や硫黄酸化物(SOx)などと同様、酸化物の一種である。

  • 化学反応において、酸とアルカリを中和した際などに生じる副産物にも大量に含まれている。

そして、DHMOは、いまやあらゆる分野において使用されています。

  • バイオテクノロジー分野においても、動物実験や遺伝子操作などの過程で用いられている。

  • 非常に高い溶解力を持つため、工業的に溶媒や冷却剤などとしてコンビナートや原子力施設で大量に使用され、そのほとんどは河川に投棄されている。

  • 原子炉では、中性子の減速剤、および冷却材として大量にDHMOが用いられているが、上記に挙げられたDHMOの危険な性質によって、事故が発生する要因となっている。

  • 旧ソビエトでは1986年4月26日に、チェルノブイリ原子力発電所4号炉が大事故を起こした。これは原子炉内で用いられていたDHMOが、その特性により多数の圧力管を破裂させ火災を招いたものである。

  • 日本でも2004年8月9日に、美浜発電所3号機においてDHMOの不適切な運用により4名の死亡者を出した。

  • 農薬散布にも使われ、汚染は洗浄後も残る。

また人体にも影響を及ぼし、その被害は計り知れない。

  • DHMOは依存症を発症させやすい。発症すると毎日少なくとも2リットルは摂取しなければならなくなる。代表的な禁断症状として、猛烈な喉の渇きを訴える例が多く、さらに進むと幻覚を見るようになる。放置すると死亡する。その確率は100%である。

  • WHO(世界保健機構)の推計によれば潜在的な患者数は63億人になり、今後とも増加傾向にある。DHMO依存症は人間だけでなく多くの動物で発症することが知られている。治療する特効薬はない。DHMOを適量ずつ摂取させることが唯一の治療法である。摂取量が多すぎても少なすぎてもいけない。

  • 液体のDHMOを呼吸器系に吸引すると急性の呼吸不全を引き起こすことがある。

  • 経口摂取で発汗、多尿、腹部膨満感、嘔気、嘔吐、電解質異常、悪心、下痢、腹痛、頭痛を来すことがある。

  • 大量に摂取すると痙攣、意識障害等の中毒症状を引き起こし、最悪の場合死に至る。

  • 血液中にあるDHMOは血栓の移動に関係しており、これによって日本では毎年8万人以上の人が脳梗塞に罹患し死亡している。

  • 妊婦がDHMOを摂取すると、胎児にも胎盤を通じて体内に入り込むことが確認されている。また、世界の主要な都市圏に住む女性の母乳中からは85%以上の割合で高濃度のDHMOが検出されることが知られている。

  • 不妊男性の精液や、死亡した胎児の羊水、癌細胞から多量に検出される。

  • 犯罪者の血中、尿からは大量のDHMOが検出される。暴力的犯罪のほぼ100%が、何らかの形でDHMOが摂取されて24時間以内に発生している。

  • 日本では、いわゆるひきこもりの血中や尿にも大量のDHMOが存在することが確認されている。

  • 重度の熱傷の原因であり、固体の状態のDHMOが長時間人体に触れていると体組織障害を起こす。

  • 気体状態でも危険な性質を持ち、人体に触れると糜爛性の傷害を受けることがある。爆発的な性質を持つことから、発電にも用いられる。

自然界にも、その影響は広がっている。

  • DHMOは酸性雨の主成分であり、温室効果にも大きな効果を持つ物質である。

  • DHMOの汚染は全地球的で、南極の氷床からも検出されている。さらに、いまや地球表面にとどまらず、地殻内にまで及んでいる。

そしてアメリカではとうとう、こういう条例制定の動きまで出ています。

アソシエーテッド・プレスが3月15日に報じたところによれば、カリフォルニア州オレンジ郡アリソ・ヴィージョの町当局は、DHMO(一酸化二水素)の危険性をかんがみ、製造過程でDHMOが使われている発泡スチロール製カップの使用を禁じる条例制定にとりかかっていた。

しかし、これほど影響力が大きいのにもかかわらず、日本においては、大きな問題提起もされず、国会においてもDHMOを禁止しようという動きは見られません。

ここにあげたDHMOの危険性を告発する文章の元となるものは、1997年、Nathan Zohnerが、発表した論文です。そして、その論文はアイダホフォールズ科学博覧会で特賞を獲得し、マスコミにも大きく取り上げられて話題を呼びました。

この危険な物質、DHMOとは何か、のタネ明かしを。
先にあげたアメリカでの条例の話の全文は、こうです。

アソシエーテッド・プレスが3月15日に報じたところによれば、カリフォルニア州オレンジ郡アリソ・ヴィージョの町当局は、DHMO(一酸化二水素)の危険性をかんがみ、製造過程でDHMOが使われている発泡スチロール製カップの使用を禁じる条例制定にとりかかっていた。

その過程で彼らが気づいたのは、DHMO(一酸化二水素)とは、短くいえばH2O、水であるということであった。

「ちょっとまずかったね」、と町長のデビッド・ノーマン氏はいう。「条例作成をしていた担当者が、どうも調査を誤ったみたいだ」。担当者はあちこちのウェブに転載されている有名なデマ記事、「香りも味もない物質、間違って吸い込むと死の原因になる危険物質、一酸化二水素」に、あっさりダマされてしまったらしい。

結果としてこの町は、今週、町の主催行事での発泡スチロール製カップの使用を禁じる条例案を議会に出すことにしてしまった。禁止する理由は「人間の健康と安全を脅かす」可能性がある物質が製造過程で使われているということだったとのこと。
March 16, 2004 DHMOの恐怖再び [都市伝説]

Nathan Zohnerは、アイダホの14歳の中学生で、研究の題目は「我々はどのようにしてだまされるのか」。ただし、 Nathan Zohnerの論文はインターネット上にあるものを、ひとつにまとめたものであり、彼が独自に作り出したものではない。(このHPみたい)
またエイプリル・フールの格好のジョークとして捉えられているらしい。

水とて危険性だけを取り上げると、とんでもない有害な物になるという見本です。 これをDHMOではなく農薬に変え、その危険性だけを意識して列挙すれば、農薬使用の野菜=毒まみれとなり、無農薬野菜=安全 という図式を作りあげることが可能なのです。

では、無農薬野菜は、本当に安全なのでしょうか。

悪の代名詞のように言われる農薬に、寄生蜂が含まれることを、ご存知でしょうか。つまり、害虫の天敵として、蜂が農薬の指定を受けてます。これは、生物農薬と呼ばれます。当然、蜂を使った農法は、無農薬栽培とはなりませんよね。
科学農薬−実践例−

また、天然素材から作るということで注目を集めているものに木酢液があります。この木酢液には、強い発ガン性物質があることが知られています。それゆえ、農薬の指定を受けることができません。おそらく今後もないでしょう。

しかし、農薬登録のない、木酢液を使った野菜は、発ガン性物質が含まれてるにも関わらず、無農薬野菜となり、蜂を使った野菜は農薬使用となります。どちらが安全といえるでしょう。

こうなると安全な食品とは、いったいなんなんか、という話になります。
たとえば、タマネギ、和洋問わず多くの料理に使われる食材です。

たまねぎの効用として 不眠症・蕁麻疹・湿疹・精力増強・発汗・解熱・下痢・抗アレルギー作用・糖尿病・リウマチ性関節炎・動脈硬化・高血圧・心臓病・ガン・脳卒中の予防・肝機能障害・美容(ダイエット)に効くとされています。

しかし、犬に、たまねぎを与えると、ハインツ小体性溶血性貧血を起こすといいます。

症状は、 尿が赤ブドウ酒のような色になり、貧血、黄疸(おうだん)を発症したり、元気がなくなる、目の結膜が白っぽくなる、心臓の鼓動が早くなる、下痢、嘔吐をする、脾臓(ひぞう)が腫れるなどの症状があらわれ、場合によっては死に至る場合もあるらしい。

人間には、おいしくてなおかつ、薬効のある大変便利な食材であっても、犬には、毒ということです。

また、いま中国を中心に東南アジアに大流行の兆しのある「鳥インフルエンザ」ですが、その「鳥インフルエンザ」にも効果があるとされる抗インフルエンザ薬「タミフル」。

これもまた、 新型インフルエンザ特効薬に副作用?

 インフルエンザ治療薬タミフルをのんだ岐阜県と愛知県の少年2人が、直後に異常な行動を取り死亡していたことが12日、分かった。1人は車道に飛び出してトラックに飛び込み、もう1人はマンション9階から転落した。タミフルは新型インフルエンザでも効果が期待され、厚生労働省が備蓄目標を2億5000万カプセル(2500万人分)としている治療薬。同省は「薬との因果関係が否定できない異常行動による死亡例の報告は初めて」としている。

 タミフルを服用した数時間後に異常な行動を取り、事故死した少年2人の事例は12日、三重県津市で開かれた日本小児感染症学会で、NPO法人医薬ビジランスセンター(大阪市)が発表した。

 遺族から相談を受けた同センターの浜六郎理事長や、輸入販売元の中外製薬によると、昨年2月、インフルエンザと診断された岐阜県内の男子高校生(17)は、タミフルを1カプセルのんだ後、雪の中をパジャマ姿で自宅を出て、ガードレールを乗り越え車道に飛び出した。今年2月には愛知県内の男子中学生(14)が、服用後にマンション9階の自宅から転落死した。2人とも薬をのむ前に精神的な異常はなかったという。

 そのほかにも、10代の女性が服用後に、体温の低下とともに走り始めて、奇声を発して窓から飛び降りようとした事例が報告されていた。

 厚労省は昨年6月、「医薬品・医療用具等安全性情報」で、タミフルの重大な副作用として「精神・神経症状(意識障害、異常行動、せん妄、幻覚、妄想、けいれん等)があらわれることがある」と注意を呼び掛けていた。

 厚労省関連の独立行政法人「医薬品医療機器総合機構」には、00〜04年度にタミフルの服用後の幻視、幻覚、異常行動など64件の精神障害が報告された。昨年2月の事例の後に中外製薬から報告を受けた厚労省は「薬との因果関係が否定できない異常行動による死亡例の報告は初めて」としている。

 タミフルは出現への危機感が世界的に高まっている新型インフルエンザでも効果が期待され、厚労省は備蓄目標を従来の1・7倍の2億5000万カプセル(2500万人分)に増やす方針を固めていた。その直後に発表された異常行動死だけに、厚労省ではあらためて注意喚起するかどうか検討している。
[2005/11/13/07:45 紙面から]
【nikkansports.com 】

ほかにも、タミフルの副作用が報告されています。鳥インフルエンザとタミフル

こうなると、冗談ではなく、鳥インフルエンザで死ぬか、タミフルの副作用で死ぬかの2者択一というようなことになってしまいます。

卵、牛乳、チョコレート、チーズ、あわび、いくら、いか、えび、かに、鮭、鯖、鶏肉、豚肉、牛肉、ゼラチン、まつたけ、やまいも、なす、たけのこ、ごほう、ほうれん草、大豆、くるみ、小麦、そば、落花生、キウイフルーツ、バナナ、オレンジ、もも、りんご、

上に挙げた食品、食材はアレルギーを起こしやすいものです。。
2002年4月より「卵、乳、小麦、そば、落花生」の五品目を、アレルギーを特に起こしやすい物質として、製造、加工、輸入された加工食品及び添加物に表示が義務付けられました。

卵・乳(牛乳、乳製品)・小麦は症例が多いもの、そば・落花生は症状が重篤であり生命への危険性があります。 食べて1時間以内に症状が現れる即時型そばアレルギーは、6歳以下の12.6%にあるといわれます。そばは、少量口にしただけで重篤な症状を引き起こし、死亡例も見られます。

つい最近のニュースに、こんなのがあります。
ピーナッツ・アレルギーの少女が彼氏とキスして死亡
カナダでピーナッツアレルギーの15歳の少女が、おやつにピーナツバターのスナックを食べた彼氏とキスした後で死亡したと治療した病院が発表した。

ピーナツバターが彼氏の口の中に残っていることは考えられない。ほんのわずかな量であろう。それでも死にいたる。まったく気の毒な話です。

DHMOの事例を持ち出すまでもなく、安全な食品などないともいえます。
「安全な食品という名の神話」とは、こういうことです。

韓国の壇君神話は、昔かたりで済む話ですが(実際の歴史と書いているところを見ると、そうでもないのかな)食に関して、勧善懲悪的なあまりに一方的な話は、おとぎ話か神話と考えるぐらいで、ちょうどいいでしょう。

まさか、スサノウノミコトやヤマタノオロチの話を、本当の歴史だなんて思ってませんよね。
あ・な・た。

そう、あなたですよ。