【第9話】 【 夏だから夏やさい 】

旬という言葉すら失われつつある今、夏やさいって分かりますか。 キュウリ、ミョウガ、オクラ、ナス等々、いろいろありますが、夏真っ盛りの今、

夏やさいを食べよう&超簡単レシピ集。

キュウリ

まず、味噌を水に溶きます。その中にキュウリの千切りを入れ、氷を入れます。シソの千切りを散らして完成

みそはダシ入りだと最も手間いらず。そうでない場合は、うまみ調味料、昔風にいうと化学調味料を入れるとOKです。超簡単でしょ。

もう一品、キュウリを袋に入れて、スリコギなどで叩きます。
醤油、酢、ごま油を混ぜ、キュウリの入った袋に入れて冷蔵庫で3、4時間冷やします。キュウリの叩きの完成。

漬かりすぎると、おいしくなくなるので早めに食べるのがポイント。キュウリは生ぽいぐらいがいい。


ミョウガ

独特の風味で夏やさいの代表。薬味として知られています。
まあ、年中売られているので、夏の野菜と知らない人もいるかもしれませんが。
ミョウガを出来るだけ薄く切ります。それに、醤油をかけます。

それだけです。酒のつまみにご飯のおかずに、うまいっすよ。

ナスとミョウガを味噌で炒めます。これも、夏ならではかな・・・・


オクラ

出来るだけ柔らかめに煮ます。そうすると粘りが増します。それを細かく、出来るだけ細かく刻みます。あとは冷蔵庫に入れ冷やします。食べる直前に、醤油をかけ出来上がり。あとはテンプラなどでも、おいしい。

簡単過ぎて、面白みがない?

超簡単と謳ってるじゃないですか。なんと贅沢な。

夏は簡単なほどいいんです。暑いから。作るのもメンドいですから。それじゃあ、ちょっと凝った料理レシピを。


ナス

長ナスを使います。長ナスですよ。 皮つき(これポイント)のまま丸ごと蒸し器に入れます。

蒸し器がない場合は、鍋より、やや小さめの深めの皿にナスを並べな部底に水を張り、蒸し上げます。 蒸し器を使わない場合は、足し水をしないといけないので気を付けて。

出来るだけ長い時間、ナスがぐったりとしてこれ以上鍋の中にいたら「溶けてしまうよー」と悲鳴を上げるぐらいに蒸します。それを冷蔵庫に入れ、冷やします。

ソース

最もお奨めが、青南蛮、ようは青唐辛子ね。畑から取ったばかりの青南蛮にフォークや爪楊枝で穴をあけます。 コレを焦げ目がつくまで焼きます。ちょっと焼きすぎて黒くなるくらいがベスト。

穴をあけてないと焼いてる途中で青唐辛子が破裂しますので、注意。

醤油の中に、熱いままの焼いた青唐辛子を箸でそぎ落とすようにして、南蛮醤油を作ります。

多めに作っても日持ちがいいのと、汎用性に富むので作り過ぎということがないのが、うれしい。

青南蛮が、近所のスーパーで売ってないっ場合は作ってる農家と、知り合いになりましょう。青ナンバンの10本ぐらいだったら、簡単にもらえることが出来るはず。

そうでない人は、来年のお楽しみに取っておきましょう。春になるとナンバンの苗(1本100円から150円ぐらいで手に入る)を買ってきて、植木鉢で育ててみましょう。

一本あれば充分、これで一夏持つとしたら安すぎるくらいのもんです。

秋になり赤くなってからもぎとり乾燥させ、ミキサーで細かく砕くと一味唐辛子の完成です。

湿気が入ると虫が湧くことがあるので、冷凍庫で保存するのがいいでしょう。 これで、何年間は一味を買う必要がなくなります。 買っても100円ぐらいですけどねぇ。

ただ観賞用のナンバンの苗も売ってますからね。

夏は緑、秋には赤と色を楽しめるのもナンバンの楽しみの1つかも・・・・。

食べるときのポイント

湯豆腐のタレのように、たっぷりの南蛮醤油の中に、冷やしたナスを浸して食する。湯豆腐のタレとしても使える。これ、お奨めです。

ネギ味噌

ネギは青いところまで使うのが鉄則。アサツキを使った方が簡単かな。味噌に刻んだアサツキを混ぜる。 これに、うまみ調味料を入れて出来上がり。

ナスを箸で真ん中から開くようにして、中にネギ味噌を詰める。あとはホットドッグのごとくにして食する。

カラシ醤油なんかも、よく合います。

しつこいようだが、ナスは皮付きのままで中心部がトロトロになるぐらいまで蒸かしあげるのがポイント

あとは、出来るだけ冷やすこと。

皮付きのままだと、当然色が悪くなるが、皮を剥くと本来の味が出てこないので注意。

最後に、以前、遭遇した食事風景から。東京近郊に住んでいた頃、よく通っていた居酒屋でのこと。カウンターでお客さんが、色鮮やかなサーモンピンクの刺身で飯を食べていた。

あまりにうまそうなので、店のおかみに
「あの刺身なに?」と聞くと、
「あぁ、あれ・・・」と笑いながら、

「トマトよ」と教えてくれた。

当時、ぼくはトマトが苦手で
「えっ、えぇ・・・・!」と驚いたのだが、 熱湯をかけ、皮を剥いたトマトを薄切りにし醤油につけて食べると、 ご飯のおかずとして結構いけます。これホント。